昨年の紅白歌合戦(連続回目)で巨大な母鶴の衣装で「母ちゃんのひとり言」を歌い、話題をさらった小林幸子(コロムビア)が25日、東京・霞が関の農林水産省を訪れ、鹿野農水大臣より、農水省初の公式「お米大使」の任命を受けた。
小林幸子は米どころ新潟の出身ということもあって、04年の中越地震で被災した地域の支援の一環として、06年から長岡市山古志地域で、全て手作業で耕作するという棚田の「小林幸子田」で稲作を行っており、07年9月には新潟県米親善大使に任命されるなど、食の安全と豊かさを子供たちに引き継いでいくための活動を精力的に行ってきた。そうした活動が認められて今回、農水省が推進している食糧の自給率アップを目指す国民運動「フードアクション・ニッポン」の一翼を担う「お米大使」に小林幸子が任命されたもので、今後「お米大使」として日本全国の米のおいしさや安全性を、国内はもとより海外にもPRしていく役目を担う。
(全文は2011/01/26発行の「連合通信レコード速報」に掲載)