EMIミュージック・ジャパンはこのほど、今年歌手生活30周年を迎える薬師丸ひろ子の初の自選ベストアルバム「歌物語」を3月2日に発売することを決定。デビュー曲となった「セーラー服と機関銃」から、22年ぶりの主演映画主題歌となる新曲「僕の宝物」まで、全30曲を2枚のディスクに収め、定価3000円で21枚目のニューシングルとなる「僕の宝物」と同時発売する。
同ベストのDisc1は「SONGS&STORIES」と題し、デビュー30年にわたるヒット曲と、オリジナルアルバム未収録のレアトラックで構成、1981年のデビューから2011年までの歌手活動のストーリーを綴っている。また、Disc2は「HEARTS&STORIES」と題し、オリジナルアルバムの中からセレクトした名曲で構成。恋の始まり、恋愛、失恋の痛みと哀しみを経て、強くなっていく一人の少女の心を綴っている。
薬師丸ひろ子は同ベスト発売に当たり、次のようなコメントを寄せている。
「30年の月日を改めて振り返ると、歌という沢山の素晴らしい宝物を作家の方々に提供して頂いた事に、私自身感動しました。その中から今、この時に、もう一度皆さんに届けたい歌を、全ての作品から選びました。歌が皆さんの心の中に入って、人生の思い出と重なって、歌を聴いて瞬く間にその時代にタイムスリップして下さったら嬉しいです。そして皆さんの大切な物語に花を添えられれば尚、幸せです」。
(全文は2011/01/19発行の「連合通信レコード速報」に掲載)