ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(SMJI)は12日夜、東京・神宮外苑の聖徳記念絵画館前広場にファン3000人を集め、12月15日に全世界一斉発売となるマイケル・ジャクソンの9年ぶりのニューアルバム「MICHAEL」のプレミア・イベントを開催。アルバム収録の未発表新曲10曲を各1分間程度、先行披露すると共に、同アルバム発売に寄せられた全国のファンのメッセージなども紹介した。
同イベントは「マイケル・ジャクソンNEW ALBUM『MICHAEL』ジャパン・プレミア」として開かれたもので、その開催を知らせる新聞の号外(朝日新聞)が新宿・原宿・渋谷・有楽町など都内7ヵ所で約2万部配布され、うち3千人のファンが集結した。
その前で、最新の映像技術であるプロジェクション・マッピングが駆使され、あたかもマイケルが空から絵画館に舞い降りるといったシーンからスタート。熱気と興奮が最高潮に達する中、日本のファンには初公開となるニューアルバムの全曲試聴が行われ、ファンから寄せられた熱いメッセージが壁面に映し出された。また、ジャケットに使われているイラスト(カディール・ネルソン画)の全てがこの日初めて公開された。さらに、アルバムからのファースト・シングル「ホールド・マイ・ハンド(duet withエイコン)」のビデオクリップも日本初公開され、集まった3千人のファンは、用意した白い手袋を夜空にかざし、隣の人と手をつなぎながら合唱した。
(全文は2010/12/15発行の「連合通信レコード速報」に掲載)