ユニバーサル ミュージックは11月30日、恒例の「2010秋/冬・メディア懇親会」を東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催。まず、就任1年を迎えた小池一彦CEO兼社長が「2010年総括。及び2011年の事業展望」についてプレゼンテーションを行った。
▽小池CEO兼社長の「2010年総括。及び2011年の事業展望」の概要は次のとおり。
「(メディア懇親会は)これまで本社で行ってきたが、体制も新しくなったので、今回は気分を変えて豪華にと場所も変えた。今年、UMはここ数年になく苦戦したが、これまで試行錯誤してきたことがやっと形になってきた。
10年は『レコード会社から音楽サービス企業へ』を旗印として、ヒットをニュー・ビジネスに繋げて当社の業態を変化させ、いかに市場に対応していくかを念頭に置いて、(1)『A&Rの強化』と(2)『ニュー・ビジネスの成長』の2ポイントに注力した。その結果、売上高は市場の減速の影響を受け対前年比で微減ではあるものの、マーケット・シェアは前年(15・6〜7%)を上回る16%以上を達成の見込み。ニュー・ビジネスは売上高ベースで前年比+2・4倍と好調に推移している。
(全文は2010/12/03発行の「連合通信レコード速報」に掲載)