日本レコード協会(RIAJ)が19日に発表した2010年10月度のレコード生産実績によると、当月の音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオの合計)生産実績は数量で前年同月比97%の2420万枚・巻、金額で同84%の243億円にとどまった。
これは、オーディオレコードは数量で同111%の2043万枚・巻、金額で同101%の203億円と前年実績を上回ったが、音楽ビデオが数量で同57%の377万枚・巻、金額で同45%の40億円に落ち込み、オーディオ・ビデオ合計の音楽ソフトの月次実績は前年同月実績を大きく下回った。
これを1〜10月の累計実績でみると、オーディオレコードは数量で前年同期比98%の1億7084万枚・巻、金額で同89%の1821億円、音楽ビデオは数量で同77%の3700万枚・巻、金額で同84%の454億円となり、音楽ソフトの累計実績は、数量で同93%の2億784万枚・巻、金額で同88%の2274億円となった。
(全文は2010/11/22発行の「連合通信レコード速報」に掲載)