徳間ジャパンコミュニケーションズから4月に発売されたデビュー15周年記念曲「松島紀行」がプラチナディスク(25万枚以上)級の大ヒットとなっている水森かおりがこのほど、ハワイ・オアフ島を訪れ、初の海外キャンペーンを行った。
これは、カップリング曲やジャケットが異なる白盤と紅盤の2種類が発売されている「松島紀行」のうち、白盤のカップリング曲となっている「黄昏のタンタラス」(紅盤は「虹の松原」)にちなみ、曲の舞台となっているタンタラスの丘でヒット祈願を行ったり、ハワイ最大のショッピングセンター、アラモアナの特設ステージでミニコンサートを行い、更なるヒットを期したもの。
その「黄昏のタンタラス」は、ホノルルが一望できるオアフ島随一のビュースポットであるタンタラスの丘に佇みハワイに移住した日系人たちの望郷の念を歌ったもので、水森はカメハメハ大王に仕えたという6代目の神官、カフー・ネッティーさん立ち会いのもと、同曲の更なるヒットを祈願。多くの人が見守る中、「黄昏のタンタラス」をアカペラで歌い、「沢山のパワーを頂いたので、これからも更なる大ヒットに向けて、もっともっと歌に打ち込んでいきたい」と意気込みも新たにした。また、アラモアナSCでの歌唱イベントでは、現地のファンや観光客など700人の観客を集め、ハワイに合わせたというトロピカルな衣裳に身を包んだ水森は、「黄昏〜」をはじめ「鳥取砂丘」や「安芸の宮島」、故鶴田浩二さんのカバー曲「ハワイの夜」、そして「松島紀行」を歌唱し、「改めて歌は世界共通と感じた。いつかハワイでコンサートを開きたい」と話していた。
(全文は2010/10/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載