JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)は本紙既報(10月1日付)のように、去る8月12日の都倉俊一会長選任に続いて、9月29日の臨時社員総会において、菅原瑞夫理事長ら新執行部を選出。都倉会長や菅原理事長ら新役員が6日記者会見し、今後の運営方針など就任の挨拶を行った。
JASRACは既報の通り、公益法人改革に伴って今年4月1日付で一般社団法人に移行。この一般社団法人化に伴って役員体制も変更となり、加藤衛・前理事長に代わって新たに理事長に就任した菅原新理事長を始め、野木、近藤、渡辺の3常務理事や小原、浅石、北田、大橋の4常任理事の新執行役員が全員揃って出席し、都倉新会長と菅原理事長が就任の抱負を述べた。
都倉会長は「長く一理事、評議員としてJASRACに関わってきたが、大きく変化する時代にあって、一般社団法人となったJASRACをどう前に進めていくか、執行部の皆さんと協力しながら、また会員の仲間と一緒に諸問題に当たっていきたい」と述べ、私的録音録画補償金問題など「進歩する技術と著作権をどう両立させていくか、時代の要請に真摯に向き合っていきたい」とも語った。
(全文は2010/10/08発行の「連合通信レコード速報」に掲載)