セントラルミュージック(JCM)は4日、10月1日付で元テイチクエンタテインメント取締役の真田佳明氏と、メディア本部付エグゼクティブプロデューサーとして契約したと発表した。
真田氏は、気仙沼在住のシンガー・ソングライター、熊谷育美(くまがいいくみ)のマネージメントとプロモーションを主に担当するもので、彼女の更なる飛躍を新しい体制で臨むことになる。
真田氏は1949年8月8日生まれの61歳。早稲田卒業後、72年テイチクに入社(洋楽宣伝部配属)。ニューミュージックグループに移り、雅夢や門あさ美等の育成に関わり、BAIDISレーベルではPERSONZを輩出。92年に東芝EMIに移り、TMファクトリー立上げに参加。ポケット・ビスケッツの成功、宇多田ヒカル、椎名林檎等にも関わり、01年に取締役。05年6月に退社し、07年4月にテイチクエンタテインメント復帰、インペリアルレコード本部長や取締役インペリアル/タクミノート制作宣伝本部長を経て、今年6月に取締役を任期満了により退任。同顧問も9月30日で退き、10月1日付でJCMのメディア本部付エグゼクティブプロデューサーに就任した。
(全文は2010/10/06発行の「連合通信レコード速報」に掲載)