徳間ジャパンコミュニケーションズと長良プロダクションは25日、今年デビュー15周年を迎えた水森かおり恒例の「メモリアルコンサート〜歌謡紀行9〜」を中野サンプラザで開催。会場を埋め尽くした水森ファンに向け、オリジナルを中心とした全28曲の熱唱にこめて、8年連続となるNHK紅白歌合戦出場への意気込みを示した。
同コンサートでは、そのデビュー作となった「おしろい花」(95年9月25日)から「よりそい花」「北夜行」とリリース順に歌唱。途中、「東京のバスガール」や「潮来花嫁さん」等のカバーもまじえながらも、基本は水森のオリジナル。既に25万枚の大ヒットとなっている15周年記念曲の「松島紀行」に加え、彼女の出世作となった「鳥取砂丘」や「釧路湿原」「五能線」「熊野古道」「ひとり薩摩路」「輪島朝市」、前作の「安芸の宮島」と、紅白出場曲を次々と歌唱。さらに、9月22日発売の最新アルバム「歌紀行9〜松島紀行〜」に収録した書下ろしの新曲「昇仙峡」「吉里吉里港」「亘理の冬」「倖せに寄り添って」の4曲も披露した。
(全文は2010/9/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載)