ビクターエンタテインメントは、「経営意思をダイレクトに反映させ、経営スピードを上げるため、スタッフ部門の一部と、特販事業を経営直轄部門に格上げする」という狙いで月1日、次のような組織改編と役員担当の変更、人事異動を発令する。また、月1日付で関係会社の役員人事も次のように決定した。
〈組織改編の内容〉
1.「経営企画部」の新設=
▽独立した経営直轄スタッフ部門として調査・分析・企画のシンクタンクとしての機能を向上させると共に、事業戦略構築等の推進力を強化するため「経営企画部」を新設。傘下に「事業戦略グループ」「秘書広報グループ」を置く。
▽経営トップ直轄の特命機能を置き、事業モデルの構造改革、収益性向上のための改革を推進、加速する。
▽グループ視点に立脚した事業戦略を構築するため、関係会社担当機能を経営管理部から移管する。また、グループ力強化のため関係会社事業推進リレーションを担当する。
2.「特販部」の新設=
▽独立した事業部門として機能を強化し、主要収益事業への成長を促進する。傘下に「編成グループ」「営業グループ」を置く。
▽既存特販ルートにおける取引先のニーズに応じた商材編成の迅速性を向上させ、販売サイクルの短期化実現へつなげる。
3.「経営管理部」(組織の移管)=
▽経営企画部の新設に伴い、従来、経営管理部経営企画グループ傘下にあった「情報システムチーム」を、経営管理部「財務経理グループ」傘下に移管する。
(全文は2010/9/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載)