昨年3月に日本テレビ「誰も知らない泣ける歌」で放送され、大反響を呼んだ沖縄・石垣島出身の成底(なりそこ)ゆう子のメジャーデビューが決定。キングレコードの第1クリエイティブ本部から11月10日、番組で反響を呼んだ「ふるさとからの声」(詞・成底ゆう子/島崎伸一、曲・成底ゆう子)でメジャーデビューすることになった。
成底は、幼少の頃から民謡に親しむ一方で、クラシック好きの父親の影響でピアノを学び、合唱団にも入団。地元の高校を経て武蔵野音大に進み、卒業後に本格的な声楽を学ぶためにイタリアへ留学。帰国後にインディーズ活動を行うと共に、NHKやFM放送等で番組に出演。昨年3月、MCの西田敏行の推薦曲として取り上げられた「ふるさとからの声」は放送後、問合せが殺到すると共に、iTunesの歌謡曲部門でDL1位を果たした。
その後もライブハウス等で歌われ続け、"聴いた誰もが号泣する"と言われる中、キングレコードからのメジャーデビューが決まったもので、同シングルにはこの他「知床旅情」やニチレイ食品の企業CMソングとなっている「この地球(HOSHI)に生れて」、さらに「里景色」の4曲が収められる予定。
(全文は2010/9/24発行の「連合通信レコード速報」に掲載)