日本映像ソフト協会(JVA)は9日、会員社の出荷実績(回答社31社)を基に、統計調査委員会(委員長=ポニーキャニオン藤原昭営業本部レンタル営業部長)がまとめた「2010年上半期ビデオソフト売上統計」を発表した。
上半期(1〜6月)のビデオソフト総売上金額は1194億24百万円で前年同期比は93・6%、上半期では2006年上半期をピークに4期連続の前年同期割れ(年間では04年をピークに昨年まで5年連続の前年割れ)となった。このうち、DVDビデオの売上金額は1017億11百万円で同85・5%と落ち込む一方、ブルーレイは176億48百万円で同209%と倍以上の伸長となったが、DVDの落ち込みをカバーするまでに至らなかった。総売上に占めるDVD、ブルーレイ、UMDの割合は85・2対14・8対0・1となり、ブルーレイが前年同期の6・6%から14・8%へと大きく構成比を伸ばしている。
(全文は2010/9/10発行の「連合通信レコード速報」に掲載)