キングレコードはこのほど、歌手生活58年目の今年1月27日の発売以来、現在までに2万枚を突破し、新たな代表曲にもと期待のかかるペギー葉山の新曲「夜明けのメロディー」(詞・五木寛之、曲・弦哲也)で初めて販促イベントを開催。東京・日本橋三越本店の中央ホールでキャリア初の販促ライブが行われた。
同楽曲は、熟年世代への応援歌として今年1〜3月、NHKラジオの「ラジオ深夜便の歌」としてオンエアされ、人気を集めた楽曲。シングル化の後も、ペギー葉山にとって実に38年ぶりにオリコン総合ランキングにチャートインし、今も売れ続けているロングセラー商品だ。
これに年末まで更に拍車をかけようと実施されたのが今回の販促ライブで、昼2回のステージにはそれぞれ500人ずつ、計1000人のファンや買い物客が詰めかけた。ペギー葉山は、55年前に母親の着物をリフォームして作ったというドレスで登場。中央ホールの天女像の前に設けられた特設ステージに立ったペギー葉山は、「50年ほど前、デパートでは三越が初めて手がけたファッションショーで歌った記憶があります」と思い出を語りながら、新曲をはじめ、往年のヒット曲(学生時代、南国土佐を後にして、ドレミの歌)を歌唱。歌い終えた後に握手会も行い「CDも沢山売れて、いいキャンペーンができました」と満足そうに話していた。
(全文は2010/9/3発行の「連合通信レコード速報」に掲載)