EMIミュージック・ジャパンは、ジャズの名盤・レア盤を999円という同社洋楽アルバムとしてはこれまでになかった特価で、「JAZZ名盤999ベスト&モア」シリーズを22日から期間限定発売する。シリーズ第1弾は計50作品、大名盤といわれる「チェット・ベイカー・シングス」他、国内初CD化7作品を含むラインナップとなる。
EMIは、09年に創立70周年を迎えたジャズの名門レーベル「ブルーノート」の、名盤・レア盤計220作品を「ブルーノート ベスト&モア1100」シリーズとして、1枚1100円という同レーベル初の低価格で、今年7月までの期間限定で発売。トータル60万枚を超えるセールスを記録。同社では、同シリーズの購入者は、ジャズのコア・ファンに加えジャズ入門者も多く、新たなファン層の掘り起こしにもつながり、ジャズ人口の拡大にも寄与する結果となったと分析している。
「JAZZ名盤999ベスト&モア」シリーズは、さらなるジャズのファン層の拡大と、同社が今年10月1日に設立50周年を迎えることから、ジャズ・ファンへの謝意を込めて立ち上げたもので、キャピトル、ダイアル、イントロ、リバティー、パシフィック・ジャズ、ジャズ・ウェスト、ルーレットといった、「ブルーノート」以外のジャズの名門レーベルの中から名盤・レア盤をピックアップした。
(全文は2010/9/3発行の「連合通信レコード速報」に掲載)