日本レコード協会(RIAJ)は21日、2012年8月度のレコード生産実績をまとめ、次のように発表した。
それによると、オーディオレコードと音楽ビデオの実績〈メーカー出荷実績〉を合計した「音楽ソフト」の8月度実績は、数量で前年同月比136%の2848万7千枚、金額で同144%の272億百万円と大きく前年実績を上回った。
これは、別表のようにオーディオレコードが数量で同126%の2211万7千枚、金額で同122%の196億百万円と大きく前年実績を上回り、さらに音楽ビデオが数量で同187%の637万枚、金額で同266%の75億52百万円と大幅伸長。オーディオとビデオを合算した音楽ソフトの月次実績が前述のように数量で前年同月実績を36%、金額で44%も上回った。
この結果、8月度の大幅伸長により1〜8月の累計実績は、オーディオレコードが数量で前年同期比106%の1億3551万3千枚、金額で同102%の1387億32百万円、音楽ビデオが数量で同113%の4216万8千枚、金額で同110%の492億59百万円となり、オーディオとビデオを合計した音楽ソフトの累計実績は、数量で同107%の1億7768万2千枚、金額で同104%の1879億91百万円となった。
(全文は2012/09/24発行の「連合通信レコード速報」に掲載)