JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)は、著作権思想の普及のため、各地の大学・大学院で行っている大学寄附講座の今年後半の講義日程や内容を次のように決定した。
まず、早稲田大学での秋学期の講座は、10月6日・13日・27日、11月17日、12月8日、1月26日の6日間9講座の開催が決定。6日の1時限目(13時30分〜15時30分)は、「クラウド時代における公衆送信権の国際的検討」をテーマに他大学(大阪大学など)の教授が講義を行い、2時限目(15時15分〜17時45分)も「企業内などにおける著作物の“ちょっとした”利用が許される範囲」をテーマに専門分野の弁護士による講演が行われる。このほか「フェアユースとユーモア(米国)」や「音楽著作権ビジネスの現状と課題」など、学生だけでなく、業界関係者の興味をひく講義が多数予定されており、これらは一般も聴講できる無料の公開講座として開講される。
(全文は2012/09/19発行の「連合通信レコード速報」に掲載)