ビクターエンタテインメントは30日、今年1月に準備室を開設し、4月1日付で正式に発足させた新規事業部門の「エンタテインメント・ラボ」(以下e-Lab)の事業構想等を説明するカンファレンスを本社会議室で開催。同部門の担当役員である金巻龍一取締役をはじめ、e-Labシニアプロデューサーに就任した牧元裕之、栗原洋両氏が今後の事業展開や構想を明らかにした。
今回スタートしたe-Labの事業は、同社が80余年にわたって築き上げてきた音楽及び映像事業の経験とノウハウを活用しながら、音楽・映像というコア事業(パッケージビジネス)とは異なるビジネス領域となる「B2B(ビーツウビー)=ビジネスサービス」事業に取り組むものでこれまで培ってきた、マーケティングやプロモーションのノウハウもフル動員して、これまでは広告代理店やイベント企画製作会社等が請負ってきた一般のビジネスの領域に技術移転していくことを使命とした部門になるという。
(全文は2010/7/2発行の「連合通信レコード速報」に掲載)