数年前からワーナーミュージックグループとの統合・合併が噂されていたEMIミュージックグループの売却問題が今年11月、音楽出版部門とレコード部門が分割されて、それぞれ異なるグループに売却されることになった。
これは、現在EMIグループを所有する米国シティグループが明らかにしたもので、音楽出版部門をソニー音楽出版と米投資会社に総額億ドル(約1700億円)で、レコード部門を仏ビベンディと傘下のユニバーサルミュージックグループに22億ドル(約1470億円)で売却することで合意したもの。今後、それぞれの当局の承認を得た後に、具体的な統合作業が進められていく。
(全文は2011/12/28発行の「連合通信レコード速報」に掲載)