110年以上の歴史を誇り多くの名盤を輩出してきたEMIクラシックスが、新時代を見据えて取り組む新シリーズ、「EMI CLASSICS名盤SACDシリーズ」(全100タイトル)を企画。第1弾40タイトルを7日に発売した。
同シリーズ発売のきっかけは、今年、フルトヴェングラー生誕125年を記念して発売された、日本独自企画の「リマスターSACDシリーズ」の、クラシックカタログでは異例の大ヒット。同シリーズは、彼の遺した名演を、英アビイ・ロード・スタジオの最新デジタル・リマスターを使用して、SACDのハイブリッドフォーマット(通常のCDプレーヤーでも再生可能)仕様で発売したもので、クラシックファンから「この音質で他の名盤も聴いてみたい」という声が多数寄せられていた。
(全文は2011/12/14発行の「連合通信レコード速報」に掲載)