日本音楽著作権協会(JASRAC)は21日、携帯電話サイトを利用し、JASRAC管理著作物の音楽ファイルを違法に配信していた札幌市在住の男性(39歳)について、著作権侵害(公衆送信権)の疑いで埼玉県所沢警察署に告訴状を提出した。
今回の事件は、04年11月頃から、CD発売前の新曲の音楽ファイルを携帯電話サイトに、違法アップロードし、その都度メールマガジンを通じて7万人に及ぶ利用者に告知し、ダウンロードさせていたもの。埼玉県警察本部サイバー対策課および所沢警察署によると、被疑者の男性は、これまでに約3000曲をアップロードし、約5500万円の広告収入を得ていたことなどが判明している。
(全文は2011/11/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)