ユニバーサル ミュージック(UM)の相談役、石坂敬一氏の初の語り下ろし著書「出世の流儀―究極のビジネスマンになる方法」(日本文芸社、税別1300円。46判並製 207P)が25日に発刊された。
同書は、音楽ディレクターとしてビートルズ、ピンク・フロイド、Tレックス、ジェフ・ベック、エルトン・ジョン、矢沢永吉、松任谷由実、長渕剛、BOφWYなど数々の邦・洋楽トップアーティストを手掛け、94年以降はユニバーサル ミュージック(旧・ポリグラム)の経営者として、同社を業界トップグループヘ躍進させるべく采配を振るい、07年7月からは日本レコード協会会長を兼任し業界発展に尽力した、石坂敬一氏の半生を振り返ると共に、会社組織の中でプロフェッショナルな"サラリーマン"として力を養い、会社に貢献しつつ、自身も仕事を通じて自己実現を図った考え方や行動習慣を、後進世代へ語りかける内容となっている。また、アーティストや文化人との交遊録、音楽業界の知られざるエピソードなども織り交ぜ、従来の経営本などとは趣を異にしている。
(全文は2011/08/29発行の「連合通信レコード速報」に掲載)