さだまさし原作の「サクラサク」(「解夏」幻冬舎文庫収録)が「利休にたずねよ」の田中光敏監督で映画化されることになり、自作小説の映画主題歌をさだまさしが初めて書き下ろすことも決まった。これまでに「解夏」「眉山」「精霊流し」「アントキノイノチ」など、映画化かが続くさだまさしの小説だが、今作「サクラサク」は自身の父親との思いでを下敷きに綴った作品ということで思い入れが強く、映画化だけでなく、主題歌の書下ろしも快諾し、名曲「残春」(作詞・作曲 さだまさし)が誕生した。
(全文は2013/12/9発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)