TOHOシネマズ株式会社はTOHOシネマズ宇都宮(栃木県)、TOHOシネマズ緑井(広島県)、TOHOシネマズ長崎(長崎県)、TOHOシネマズ与次郎(鹿児島県)などの地方の直営劇場で4月から入場料金を現行の1、800円から18歳以上1、500円、18歳未満1、000円という新料金を実験的に実施する。これは、映画館の観客動員を伸ばすためには料金を値下げするのが一番との声はあるものの、仮に、値下げした場合どのような影響がでるのか分からないため1年間の期間限定で地方劇場において実験を試みることにしたもの。
現在、各劇場では映画ファンサービスデー、レディスデー、その他さまざまな名目で割引を実施しており、1、800円の一般窓口入場料金を1、500円に値下げしてもそれほど影響はないのではないかとの見方もある。逆に、中高生は現行の1、500円が1、000円になることから観客動員増が期待できるとの見方もある。
(全文は2011/01/21発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)