第36回「城戸賞」の表彰式が12月1日(水)午後1時半から有楽町・朝日ホールで開催された第55回「映画の日」中央大会の式典終了後行われ、大谷信義運営委員長(映連会長)より受賞者3名に賞状・記念品及び入選作品に副賞50万円、準入賞作品に副賞として各30万円が贈られた。なお、本年度は298編の応募脚本があり、第1次、第2次予選を経て次の11編が最終審査に残り、その中から3編が入選及び準入賞に選ばれた。審査は大谷信義(委員長)、岡田惠和、手塚昌明、富山省吾、井上由美子、田中千世子、香月純一、本木克英、野村正昭の各氏が審査員をつとめて行われた。
《最終審査に残った候補作品》「らくごのGO」(和田たかし)、「オオサカンファミリー」(岡田鉄兵)、「空飛ぶサラリーマン」(竹之内響介)、「楽園」(江藤直樹)、「国崩しの砦」(神戸史生)、「おじいちゃん、死んじゃったって」(山崎佐保子)、「あんどろまると/ANDROMALT」(水元泰嗣)、「カンパイ!」(伊藤祐真)=準入賞、「星の記憶」(祇園千絵子)、「膿」(松下幸司)=準入賞、「風に聞け」(坂口理子)=入選。
(全文は2010/12/03発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)