ときならぬ寒波の襲来に続いて週末は連日の小雨となった。
新番組は金曜初日の「怪盗グルーの月泥棒3D」(東宝東和)は10億円以上の好出足。「SP 野望篇〜」(東宝)は前週の「雷桜」の不振を吹き飛ばす会心の大ヒット発進。「ハートキャッチプリキュア」(東映)も10億円を超える好スタートを切った。また、「SAW 3D」「さらば愛しの大統領」のA・A2作品も少ない館数ながら、コアの客で賑わった。
主要作品の土日2日間の動員数は次の通り。
「SP 野望篇〜」はSP(セキュリティ・ポリス)が活躍するフジテレビの人気ドラマの映画化。20代を中心に50代まで幅広く、70%近くが女性客。
T梅田5884、なんば4924、西宮3091、二条3275など。周辺も大日2618、八尾2506など。観客の評価も高く、来春公開の2作目「SP革命編」と合わせ100億円を目指すという。
(全文は2010/11/03発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)