東映アニメーション株式会社は10月27日、平成23年3月期第2四半期(平成22年4月〜同年9月)の連結決算を発表した。それによると、当期の売上高は111億3、900万円(前年同期比22・9%増)で営業利益14億5、200万円(同60・1%増)、経常利益16億3、600万円(同57・3%増)、四半期純利益9億9、400万円(同59・1%増)、1株当たり四半期純利益71円58銭をそれぞれ計上した。連結財政状態は総資産が337億5、800万円、純資産が286億5、100万円、自己資本比率が84・9%、1株当たり純資産が2、062円06銭となった。配当の状況は年間配当金30円(期末)。セグメント業績は映像製作・販売事業が売上高38億2、200万円(前年同期比18・6%減)でセグメント損失2、900万円(前年同期は3億3、000万円の利益)、版権事業が売上高40億4、300万円(同55・5%増)で利益は18億2、000万円(同68・9%増)、商品販売事業が売上高29億3、300万円(同90・8%増)で利益が1億1、900万円(同496・5%増)、その他の事業が売上高3億5、800万円(同45・2%増)で利益が9、400万円(同12・3%増)となった。
平成23年3月期(平成22年4月〜23年3月)の連結業績予想は売上高210億円(前期比0・2%増)、営業利益22億円(同5・5%減)、経常利益24億円(同4・8%減)、当期純利益14億円(同3・3%減)、1株当たり当期純利益100円71銭を見込んでいる。
(全文は2010/10/29発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)