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東京国際映画祭で中国・台湾の対立が表面化="台湾"での参加、表記に中国が態度を硬化
投稿日時: 10/29

 開催中の第23回東京国際映画祭で中国と台湾が国名表記をめぐって対立していることが表面化した。映画祭開催を前に尖閣諸島をめぐっての日中対立が激化、中国が参加を拒否するのではないかとの懸念もあったが、映画祭関連企画の「2010東京・中国映画週間」の開催もあり中国側関係者は予定通り来日、映画祭関係者はホッとしたのもつかの間、台湾が"台湾"の国名で参加していることを知った中国側は台湾に対して「中国・台湾」(チャイニズ・タイワン)または「中国・台北」(チャイニズ・タイペイ)で参加するよう要求した。これに対して台湾側は中国側の要求を拒否したことから双方の対立が表面化、双方共にオープニングセレモニーに参加しないという事態になってしまった。ちなみに、台湾を中国の領土の一部と主張する中国は双方が参加する国際的イベントではスポーツにおいても文化交流においても台湾が"台湾"だけの単独名で参加することを認めていない。このため、アジア太平洋映画祭などは国名を使うことをやめ都市名を使って開催しているが台湾は「台北」、日本は「東京」を使っている。

(全文は2010/10/29発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)







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