新番組は話題の「大奥」(松竹/A・A)が1日(金曜)映画サービスデーが初日。TBS・毎日放送あげての話題作りが成功して、予想以上のスタートを切った。
また、3週目の「海猿」をはじめ、2週目の「十三人の刺客」「君に届け」の東宝3作品は、秋興行の柱として順調にロングランを続けている。
主要作品の週末の動員数は次の通り。
「大奥」はコミック本が原作ということもあってか、若い女性層がほとんど。3日間の動員数は梅田ピカデリー2200、梅田ブルク7 3467、なんばパークス5981、M京都4962、T・ジョイ京都1992、神戸国際松竹3405など、昨年の「ヤッターマン」いらいの賑わい。周辺のシネコンは西宮OS3244、伊丹2144、八尾2511、大日2436、泉北1821など若い女性が詰めかけた。
全国興収は9大都市が30%、ローカル70%、と理想的。「もっと年配客が来てくれたら」30億円は望めると関係者は久々の大ヒットに明るい笑顔。
(全文は2010/10/06発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)