東宝株式会社は9月28日開催した取締役会で国際放映株式会社の株式(JASDAQ上場)を公開買付けにより取得することを決議した。
東宝株式会社は国際放映の発行済株式総数(1、200万株)のうち、自己株式(24万3、959株)を除いた分の51・40%をTOHOシネマズ株式会社、東宝フーズ株式会社、東宝不動産株式会社、北海道東宝株式会社、東宝共榮企業株式会社、株式会社東宝サービスセンター、東宝芸能株式会社、東宝舞台株式会社、東宝東和株式会社等のグループ各社と共に所有しており、連結子会社としているが、自己株式を除く全てを取得して完全子会社化することを決めたもの。
現在、国際放映株式会社の株式は株式会社フジ・メディア・ホールディングスが75万株(6・38%)、関西テレビ放送株式会社が35万株(2・98%)、株式会社電通が24万株(2・04%)、朝日放送株式会社が10万株(0・85%)、日本テレビ放送網株式会社が4万株(0・34%)を所有しており、これら各社との間で9月28日付で公開買付応募契約を締結し、買付に応募する旨の同意を得ている。
(全文は2010/10/01発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)