アスミック・エースは2006年3月に単行本として文藝春秋社より発売され、同年の第135回直木賞を受賞、現在40万部を突破している三浦しをん原作の大ヒット小説「まぼろし駅前多田便利軒」の映画化作品を配給、2011年ゴールデンウィークに新宿ピカデリー他で全国公開する。映画の制作はリトルモア、フィルムメーカーズで監督・脚本は大森立嗣、主演は瑛太、松田龍平。
ストーリーは東京郊外の地方都市"まぼろ市"で便利屋を営むバツイチ男・多田(瑛太)と、正月に多田のもとに転がり込んできた高校の同級生・行天(松田龍平)。過去に確執を持つ2人の男が癖の多い依頼人達の仕事をこなしていく物語。多田と行天という、一見正反対に見える男2人のぶっきらぼうだけど熱い友情の物語であり、温かい感動が心を満たしてくれる。
(全文は2010/8/25発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)