東映は赤塚不二夫氏の命日に当たるは8月2日(月)正午から練馬区東大泉の東映東京撮影所ステージ3で来春ゴールデンウィークに公開する「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」の製作発表を行った。
同作品は小学館編集部員として漫画家・赤塚不二夫を担当、生前、赤塚氏が最も信頼をよせていたといわれる編集者・武居俊樹氏の同名の実話小説を映画化するもので、製作プロダクション・セントラル・アーツにより7月4日から東映東京撮影所でクランクイン、8月12日クランクアップの予定で現在撮影中。監督はこの作品がデビュー作となる佐藤英明、脚本は佐藤監督が師事したことのある君塚良一が担当している。出演は赤塚不二夫役を浅野忠信、小学館「少年サンデー」新人編集員として赤塚不二夫を担当する役を堀北真希、小学館「少女コミック」の編集部員を阿部力、赤塚不二夫の妻役を木村多江、赤塚の母親役をいしだあゆみ、小学館「少年サンデー」編集長役を佐藤浩市が演じている。
浅野忠信「『劔岳 点の記』をやった自分がまさか真逆ともいっていいような役をやることになるとは思ってもみませんでした。全体の半分は素っ裸で通すような役ですがやっているうちに羞恥心がなくなり結構楽しくやっています。」
(全文は2010/8/4発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)