株式会社東急レクリエーションは8月1日(日)から109シネマズ港北(神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央)において、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動「TABL FOR TWO」(略称TFT)認定のヘルシーな塩ポップコーンの販売を開始した。
ポップコーンの塩には、2010年モンドセレクション最高金賞をはじめ、数々の賞を受賞した海水100%使用の「ぬちまーす(沖縄の方言で「命の塩」の意味)」を使用している。「ぬちまーす」は、世界初となる海水を霧化し瞬間空中結晶化する製塩方法で、沖縄の海水に含まれるすべてのミネラルを取りこぼすことなく製塩しており、より美味しくてヘルシーな塩ポップコーンを食べることができる。
今回のTFTヘルシーメニューには商品代金のうち20円(給食1食分)の寄付金が設定されている。寄付金はTFTを通じて、アフリカのウカンダ、ルワンダ、マラウィの3ヶ国の給食の費用となる。アフリカ諸国をはじめとする開発途上国における食糧不足の問題が深刻化している。現在、約40ヶ国が深刻な食糧不足に直面し、世界の67億人の人口のうち、10億人が飢餓で苦しんでいる。一方、日本をはじめ先進諸国では飽食の時代を迎え、10億人が肥満など食に起因する生活習慣病で苦しんでいるといわれている。この世界の食の不均衡を同時に解決するために、TABLE FOR TWOが設立された。
(全文は2010/8/2発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)