11月月のシルバーウィークにターゲットを向けているのか、この週末の新作は数本。くしくも、いい意味で“オールド・ネーム”の強さを発揮することになった。
20日(土)には「エクスペンダブルズ2」(松竹/ポニーキャニオン)が公開された。シルヴェスター・スタローンをはじめ、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスらアクション・スターがずらりと顔を並べた大作。それぞれが単独で主演映画が製作できる俳優がそろった豪華なキャストだが、時代の流れは早くて日本では往年の勢いはないのは確か。しかし、そこはやはりビッグネーム。客層の中心は40代以上で、男性が7割以上。2日間で大阪ステーション1、410人、186万円、梅田ブルク1、020人、131万円、なんばパークス1、740人、228万円、M京都1,040人、117万円、T二条680人、81万円、神戸国際390人、53万円。これから女性、30代の男女層を取り込められるかにかかっている。
(全文は2012/10/24発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)