この週末もまた雨が降り続いた京阪神。夏休み映画の第1弾として大作や話題作が30日(土)にスタート。翌日は日曜日が「映画の日」と重なったことで、映画館はにぎわいを見せた。
「アメイジング・スパイダーマン」(ソニー)は、これまでに3作が公開された人気シリーズを装いも新たに描いた作品。アメコミ・ヒーローの中でも日本での知名度は抜群で、公開に先駆けてテレビなどで大量にPRを行ったことで期待が高まっていた。2日間で大阪ステーション5、350人、769万円、T梅田6、610人、1、012万円、Tなんば6、860人、1、017万円、T二条3、570人、500万円、ミント神戸4、010人、594万円。主な客層は代以降で男性が中心で、これからは小中学生やファミリー層をどれだけ取り込めるかが課題。すっかり日本でも定着したアメコミ・ヒーローもの。7月28日(土)にはバットマンを描く「ダークナイト・ライジング」(ワーナー)、8月17日(金)からはアイアンマン、キャプテン・アメリカなどがチームを組む「アベンジャーズ」(ディズニー)と公開を控えていて、第2週以降の推移が注目されている。
(全文は2012/07/04発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)