関西は8日に例年よりも早い梅雨入り。どんよりとした天候が続いている。そんななか、この週末もさまざまな新作がスタート、郊外へ行くのをあきらめた人たちが映画館に足を運んだ。
8日(金)には「幸せへのキセキ」(20世紀フォックス)が封切られた。閉鎖されていた動物園を買って再生させる家族の実話だけに観客層もファミリーが中心。週末3日間で大阪ステーション790人、100万円、T梅田870人 111万円、Tなんば700人、90万円、M京都570人、68万円、ミント神戸550人、68万円。
続いて「ホタルノヒカリ」(東宝)が9日(金)に公開された。綾瀬はるか、藤木直人コンビによるテレビでも高視聴率をマークしたドラマの映画化。公開前には、読売テレビを中心に綾瀬らがいろいろな番組に出演して映画のPRを展開。コメディータッチの恋愛ドラマは、いまの映画ファンの多くを占める20代から30代の女性には魅力的。週末2日間で大阪ステーション1、410人、202万円、T梅田2、520人 353万円、Tなんば2、200人、307万円、T二条1、160人、155万円、ミント神戸1、550人、210万円。東宝の快進撃は続いている。
(全文は2012/6/13発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)