突然の雷雨に見舞われるなど、このところ不安定な天候が続いているが、週末の京阪神はまずまずの天気で郊外に出かけた人も多かったよう。映画興行界は春休み、ゴールデンウィークという上半期のピークを終えて、夏休みまで動きが比較的ゆるやかな期間で、この週末の新作公開はさほど多くなかった。
そんななか1日には「君への誓い」(ソニー)が公開された。記憶喪失を題材にしたラブストーリーで若いカップルをターゲットにしているが、公開までに作品の認知が徹底しなかったよう。3日間で大阪ステーション430人、54万円、T梅田650人、80万円、なんばパークス500人、64万円、T二条250人、30万円、ミント神戸410人、51万円。
アクション映画「ミッシングID」(ギャガ)も同じ日に封切り。主演は「トワイライト」シリーズで人気沸騰したテイラー・ロートナーで、客層は10代から20代が軸。3日間で大阪ステーション620人、73万円、なんばパークス720人、84万円、M京都310人、36万円、神戸国際250人、28万円。
(全文は2012/6/6発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)