東宝株式会社の4月興行収入は78億8、055万8、820円(前年比142・6%)となり4月としての歴代新記録を樹立した。この結果、同社の1〜4月の4ヶ月累計興行収入は237億9、169万1、007円(前年比124・7%)となった。
同社の4月興行は春休みから続映の「ドラえもん のび太と奇跡の島〜アニマルアドベンチャー〜」、「僕等がいた 前篇」、「ライアーゲームー再生―」等が順調に稼働した上に、4月に入って公開した「SPEC〜天〜」(7日〜)、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」(14日〜)、「名探偵コナン 11人目のストライカー」(14日〜)、「僕等がいた 後篇」(21日〜)、「テルマエ・ロマエ」(28日〜)等の4月公開作品が次々にヒット、中でも「テルマエ・ロマエ」は4月中の公開日数はわずか4日間ではあったが、大ヒットスタートしたことで4月の興行成績にも大きく貢献した。これら作品の他にも「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」が4月初旬まで、「ALWAYS 三丁目の夕日64」が4月中旬まで続映された。
(全文は2012/5/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)