米国ソニー・ピクチャーズエンタテインメントは10月19日、海外配給部門プレジデントのマーク・ザッカー氏が退任し、スティーヴン・オデール氏が昇格したと発表した。
マーク・ザッカー氏は、映画界でのキャリア36年間のうち、27年をSPEで過ごし、海外配給部門を成功に導いた。世界的大ヒットシリーズ「スパイダーマン」や「ダ・ヴィンチ・コード」、さらにシリーズ最高の興行収入となった「007」最新の2作品など、彼が率いるチームは、多くの大ヒット作を生み出すことに大きく貢献した。彼のリーダーシップの下、SPEは、過去12年間のうち11年、年間海外興行収入で10億ドルを突破する偉業を成し遂げた。また、海外配給部門は、彼がエグゼクティブ・バイス・プレジデントに就任した2001年以降、1億ドル突破作品を36本、合計140億ドルの興行収入を生み出している。それらの栄誉をたたえて、2003年、2008年には、インターナショナル・ディストリビューション・オブ・ジ・イヤーが授与された。
(全文は2011/10/26発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)