ゴー・シネマ配給のドキュメンタリー作品「チェルノブイリ・ハート」が今夏公開されることが決まった。同作品はチェルノブイリ原発事故のその後を追いかけ、2003年に米アカデミー賞最優秀短編ドキュメンタリー賞を受賞している。原発から16年後に、放射能による影響を受けて生まれた子供の様子や、周辺地域や病院を訪れる様子が記録され、放射能による影響で変形した心臓が"チェルノブイリ・ハート"と呼ばれたことからタイトルが付けられた。今回上映される作品は、オスカーを受賞した作品に加え、5年後に再び原発周辺を訪れた記録と、さらにマリアン・デレオ監督によるメッセージも加えられての上映となる。
(全文は2011/06/01発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)