全興連の平成23年度通常総会が5月24日(水)午後4時から栃木県日光市鬼怒川温泉のきぬがわホテル「三日月」で開催された。3月11日の東日本大震災で東日本各県が大被害を受けただけに開催が危ぶまれたが地元栃木県の興行組合(柳勲理事長)の努力の結果、全国から100余名が参加、例年通りの開催となった。来賓として参議院副議長の尾辻秀久氏、福田栃木県知事らが出席した中、全興連・大藏満彦会長は開会の挨拶で、まず東日本大震災から1日も早い復興を願うとともに、映画関連団体と協力して観客動員2億人を目指すこと、劇場から徴収したいとの申し入れのあったジャスラック問題、電力不足によるこの夏の節電問題、デジタル化への早期取組み等に関して協力を求めた。地元栃木県の柳勲理事長が議長をつとめて行われた議事では各議題が原案通り可決承認され、総会終了後、第30回「厚生労働省健康局長表彰」と第42回「全興連会長表彰」が行われ、次の各氏が表彰された。
《第30回厚生労働省健康局長表彰受賞者》加藤慶蔵(宮城県副会長)、森嶋直紀(神奈川県理事)、藤本惠弘(神奈川県監事)、千田諭(東京都理事)河野義勝(東京都理事)。
《第42回全興連会長表彰受賞者》土田健太朗(神奈川県)、堀部俊仁(愛知県)、原田克己(愛知県)、鳥山義博(広島県)。
(全文は2011/05/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)