フジテレビの日枝久会長、豊田皓社長は20日の拡大局長会で要旨次のように言及した。
▽日枝久会長=皆さんの協力で業績はよい。今年の7月24日にデジタルに完全移行する。放送開始以来のデジタル化は大変なことだ。デジタル化がなかったらどうなっていたかを考えて欲しい。テレビが埋没してしまう事態になっていた。テレビは中心的役割を果たすものであり絶対に必要なもので、デジタル化でビジネスチャンスも広がった。経営の根幹はメディアコンプレックス、コンテンツファクトリーの構築であり、それは順調に進んでいると思う。コンテンツ、番組のよしあしで決まるのはどの時代でも変わらない。番組あってのデジタル化である。フジテレビが業界トップのうちに、新しい仕事を作り出していくということであり、よい仕事をして欲しい。
▽豊田皓社長=報道、ニュースが光っている。スクープも連発、地道な努力もしている。タイムリーなニュースを臨機応変に出しているし地道な努力が実を結んでいる。情報、報道、制作などの毎日の仕事をしている人達にあらためて敬意を表したい。
(全文は2011/01/21発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)