総務省は8日、NHKの委託国内放送業務の廃止の認可及び委託国内放送業務の認定について、電波監理審議会に諮問し、原案を適当とする旨の答申を受けた。
これは、NHKから、放送普及基本計画の定めるところに沿って、BSデジタル放送の3番組(BS1、BS2、BShi)について、委託国内放送業務の廃止の認可申請があり、また、ハイビジョン2番組(新BS1、新BS2)の委託国内放送業務の認定申請があったことに対するもの。
具体的には、廃止を認可する委託国内放送業務は、NHKBS1(衛星系による放送の普及に資するためその特性を生かして行う総合放送)SDTV9・5スロット、NHKBS2(難視聴解消を目的とする放送)SDTV11スロット、NHKBShi(デジタル技術の特性及び高画質性を生かしたデジタル方式の高精細度テレビジョン放送の普及に資する総合放送)HDTV24スロット。廃止予定時期は平成23年4月1日としている。
(全文は2010/12/10発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)