放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は2日、参議院議員選挙にかかわる4番組についての意見を公表した。
委員会は、2010年7月に行われた参議院議員通常選挙に関連して、視聴者からBPOに対し、公示日の6月24日前後から投開票日の7月11日までに放送された4番組について、放送倫理上、選挙の公平・公正性にかかわる問題があるのではないかという意見が寄せられ、4番組を一括審議したもの。
審議の対象とした4番組は、長野朝日放送「abnステーション」の中の「参院選比例区狙うは個人票」(6月22日放送、7分20秒)、信越放送「SBCニュースワイド」の中の「選択の夏再び〜比例代表の選挙戦」(7月8日放送、4分30秒)、TBSテレビ「関口宏の東京フレンドパーク2」の中の「3択SAMURAI」(6月28日放送、42秒)、BSジャパン「絶景に感動!思わず一句初夏ぶらり旅」の中の「初夏の大自然満喫!人気の日光〜尾瀬を訪ねて」(7月11日放送、12分11秒)。
(全文は2010/12/03発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)