関西テレビの福井澄郎社長は17日の記者会見で今期推移などについて次のように語った。
一、中間決算は連結・個別とも増収増益。個別の営業利益の増収増益は平成17年上期以来5年ぶりとなる。個別の売上高は291億58百万円で前年同期比2・5%増、営業利益は13億69百万円で515・7%増、経常利益は18億51百万円で193・3%増、中間純利益は11億46百万円で209・2%増。売上高の内訳は、放送事業収入が285億92百万円で2・2%増、放送収入が257億40百円で2・5%増で、うちタイムが89億47百万円で2・3%減、スポットが167億92百万円で5・3%増。その他放送事業収入が28億52百万円で0・8%減。その他の事業収入が5億66百万円で23・8%増。
一、スポットがようやく底打ち感が出た。23業種中14業種が増加した。一方、費用面では費用削減を継続した結果、営業利益は増益となった。
一、通期の業績は、第4四半期が不透明だが、個別の売上高は588億円で前期比98・8%、営業利益は18億円で114・1%と予想している。コンテンツ制作を活性化するため番組制作費に資金を投下する。
(全文は2010/11/22発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)