日本テレビの細川知正社長は25日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、10月改編は一部良いところもあるが、そうでないところもある。
一、第2四半期の決算は来月4日に発表する。タイムは回復せず、スポットは戻ってきたという状況に変わりはない。それを反映した数字になっているはずである。全体で言えばスポットのプラスがタ
イムのマイナスを上回るかもしれないという状況だ。
一、10月の状況そのものは大きく変わっていない。順調である。タイムで明るい話と言えば、単発のセールスは一時期に比べると良い。少しずつ状況が戻ってきている感じがする。スポットは10月に入っても好調を持続しており、2桁になるかもしれない。11月に関しても2桁増ぐらいまでくるだろうと思っている。
一、地デジは受信機の普及は順調。テレビ画面に常時スーパーを出して、普及に全力投球している。あとは唯一必要なのは、アンテナの付け替え関係で、来年の6月になってからでは電器店も間に合わなくなるので困ると思う。付け替えはなるべく早くやっていただくことを強化していきたい。
(全文は2010/10/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)