民放連は21日の平成22年度第6回理事会で次の協議・報告事項を承認した。
一、入会申し込み=Kiss-FM KOBEの免許が兵庫エフエム放送に承継されたことに伴い、1日付でKiss-FM KOBEが退会、兵庫エフエム放送が入会した。会員社は201社。
一、放送番組国際交流センターとの基本協定改正=基本協定は平成4年11月に締結したが、4点を改正した。具体的には、これまでは日本の番組を国際版に作り変える場合に制作会社が制作していたが、一般競争入札にする。国際版のPRにインターネットなどが利用できるようにする。保管は3年間となっていたが、自動延長とすることなど。
一、WIPO著作権等常設委員会への代表派遣=放送条約の議論のため11月8日から12日までスイスのジュネーブで開催されるWIPO著作権等常設委員会へ2名を派遣することを承認。
一、放送法等改正案の動向=12日に閣議決定、13日に臨時国会に提出され、衆議院で審議される予定の放送法等改正案について、施行を公布後1年以内としていたが、来年7月の完全デジタル化の前に施行ということで、9か月以内に前倒しになっている。
(全文は2010/10/22発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)