フジテレビの豊田皓社長は24日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、7月1週目から9月3週まで、全日は視聴率トップだが、ゴールデン、プライムは2位と伸び悩んでいる。10月改編で巻き返したい。連続ドラマの視聴率は全般的に良くないが、新しい企画に挑戦していくという姿勢は見られたのではないかと思う。バラエティのレギュラー番組は好調な「ペケポン」、「ネプリーグ」をはじめ、「とんねるずのみなさんのおかげでした」、「はねるのトびら」といった番組も盛り返している。また、9月9日から5日間にわたり、「世界柔道」を放送。10個という歴史的な金メダルラッシュに沸いた。今回は新しいスターたちが続々誕生したことで今後につながると思う。
一、10月改編は、大胆な発想で「テレビの未来」を切り開いていく、というコンセプトで、近年にないほど新番組を投入した。
一、プロ野球は、クライマックスシリーズファイナル、日本シリーズについては、放送権取得の状況に応じて、編成を検討している。
(全文は2010/9/29発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)