日本テレビの細川知正社長は27日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、いわゆる放送収入は基本的にタイム不調、スポット好調という状況は変わっていない。9月も同じような傾向だが、10月〜12月のネットワークセールスはほぼ売り切ったと思っている。
一、放送外収入も順調だ。映画、通販、イベントともに順調。映画は前年が当たり年でスケール的には今年は落ちるが順調といえる。イベントも上半期全体で比べるとそれほどのスケール感にはならないが、「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」が予想以上の集客をみせている。
一、メインで進んでいるのはスポットだが、単なる世帯視聴率よりもスポンサーが好む視聴率ターゲットが顕著に良くなってきている。世帯でとれていなくてもこのターゲットがとれているということもある。欲を言えば、早く営業の数字が追いついて欲しいと思っている。
(全文は2010/9/29発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)