朝日放送の川崎宏ラジオ局長は13日、10月改編について次のように語った。
一、春の改編で平日ワイド番組を3時間毎の聞きやすい編成にした結果、直近の6月の聴取率調査では、平日の平均聴取率は1・5%。ラジオのゴールデンタイムとも言うべき平日6時〜18時も2・3%、シェア22・4%と単独首位を獲得することができた。
一、この流れを、早朝と夕方帯のリフレッシュを中心に、さらに強化していく。早朝は慶元まさ美をABC伝統の早朝番組「おはようパートナー」(5時〜)に起用、朝の顔として存分に活躍してもらう。平日の夕方帯に新しいスポーツワイド「スポーツにぴたっと。」(17時25分〜)を編成する。金曜は「赤星と次郎のオーライオーライ」として、元阪神タイガースの赤星憲広選手をレギュラーに迎える。「武田和歌子のぴたっと。」(月〜金15時〜)はプロ野球中継でお馴染みの若手男性アナなどを新たに抜擢する。
一、他にも、毎年下期の火曜〜金曜に放送している長寿番組「歌謡大全集」(19時〜)を今年も編成。さらに日曜夜の顔「日曜なつメロ大行進」(18時〜)を30分拡大して2時間枠とする。改編率は20%と小幅だが、自社制作率は79%としっかり堅持している。
(全文は2010/9/20発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)