フジテレビの日枝久会長、豊田皓社長は29日の拡大局長会で要旨次のように言及した。
▽日枝会長=いろいろな意味で大変な時期だが、今改めてテレビの役割というものを考えてほしい。1つは人材が財産である、2つ目は良い番組を作らなければメディア戦争の中落ちこぼれていってしまう、3番目のポイントは放送が始まって60年になるが、60年間業態が変わらない産業はない。いろいろな企業が様変わりしている。この3つのポイントで自分たちの立場を考えてほしい。
▽豊田社長=先週IRでヨーロッパに行ってきたが、フジ・メディア・ホールディングスに対する期待は非常に大きかった。視聴率ナンバーワン、営業売上げナンバーワン、営業利益ナンバーワンを目指して努力してほしい。スイスの氷河特急の事故があったが、ベルリン支局は現地への入りも中継も1番で、現地のスタッフが頑張っていた。
(全文は2010/7/30発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)